【発言内容まとめ】松尾潔がジャニーズを批判言及?提供した楽曲も調査!

松尾潔 発言内容
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日本の音楽シーンに多大な貢献をしている音楽プロデューサーで、執筆活動も行う松尾潔さん。EXILEやCHEMISTRY、平井堅さんなど、多くのアーティストの楽曲制作に携わり、長年にわたりヒットを生み出し続けてきた敏腕プロデューサーです。

そんな松尾潔さんが、7月1日に自身のTwitterを更新し、15年間在籍したスマイルカンパニーとの契約が解除されたと明かしました。

ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川前社長による性加害問題について言及したことが理由だといいます。

松尾潔さんはジャニーズ事務所に対してどのような発言をしたのでしょうか?

また、ジャニーズ事務所所属のアイドルたちとの関わりはあったのでしょうか?

詳しく調べてみました!

目次

松尾潔がスマイルカンパニーとの契約解除

2023年7月1日、松尾潔さんはTwitterに次のように投稿しました。

ジャニー喜多川さんによる性加害問題に関する一連の出来事に言及したところ、スマイルカンパニーとの契約を解除されたというのです。

そして、自分をスマイルカンパニーに誘ってくれたという山下達郎さんの名前を出し、かばってもらえなかったことも明かしています。

これを受け7月5日、スマイルカンパニーが、公式サイトに代表取締役社長である小杉周水さんの名前でコメントを掲載しました▼

皆さまへ

平素より大変お世話になっております。
この度、スマイルカンパニーと業務提携をしておりました松尾潔氏と松尾潔事務所との業務委託契約が本年6月30日をもって双方の合意により終了しましたことをお知らせ致します。

契約終了直後に、松尾氏がTwitterで弊社所属の山下達郎の名前にも触れてツイートを行ったことが各方面で取り上げられておりますが、今回の契約解除は、松尾氏によるこれまでの社内外での言動等に鑑み、弊社代表である私自身の判断により、松尾氏との協議の上、合意により終了することとなったものです。
双方の代理人弁護士による署名/捺印済みの解約合意書もございます。
その他については、守秘義務の関係もあり、お答えを差し控えさせていただきます。

尚、一部週刊誌やインターネット上で拡散されております件につきまして、今週日曜日(7/9)14時からTOKYO FMとJFN(全国38局ネット)で放送されます山下達郎
サンデー・ソングブック内にて、山下達郎本人より大切なご報告がございます。
この度は、ご心配とご迷惑をおかけして申し訳ございません。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

2023年7月5日
株式会社スマイルカンパニー
代表取締役社長
小杉 周水

引用:https://smile-co.jp/info/20230705.html

山下達郎が発言内容

さらに、松尾潔さんから裏切り者扱いをされている山下達郎さんが、7月9日に自身のラジオ『山下達郎サンデー・ソングブック』で、SNSの類を一切やっていないので唯一の発信基地であるラジオで話をすることにしたと、今回の件について語りました。

まず、松尾潔さんの契約終了については、

事務所の社長の判断に委ねる形で行われました。松尾氏と私は直接何も話をしておりませんし、私が社長に対して契約を終了するよう促したわけでもありません。

と話し、自身の関与を否定しました。

次に、契約終了の理由として、

ジャニー喜多川さんの性加害問題に対して憶測に基づく一方的な批判をしたことが契約終了の一因であったということは認めますけれど、理由は決してそれだけではありません。

とし、他にもいろいろ理由はあるそうですが、この時は明かされませんでした!

そして、ジャニー喜多川さんによる性加害問題については、

性加害が本当にあったとすればそれはもちろん許しがたいこと
性加害を擁護しているのではありません

とし、第三者委員会などでの事実関係の調査は必須であると苦言を呈しました。

一方で、

私自身がそれについて知っていることが何もない以上、コメントの出しようがありません。
私が知る術は全くありません。

と、自身は何も知らない、一切関係ないことを強調しました。

しかしジャニー喜多川さんについては、

数々の才能あるタレントさんを輩出したジャニーさんの功績に対する、尊敬の念は今も変わっていません。
一個人、一ミュージシャンとしてジャニーさんへのご恩を忘れないことや、ジャニーさんのプロデューサーとしての才能を認めることと、社会的・倫理的な意味での性加害を容認することとは、全くの別問題だと考えております。

と話し、変わらぬ思いを明かしています。

最後に、

このような私の姿勢をですね「忖度」あるいは「長いものに巻かれている」と、その様に解釈されるのであれば、それでもかまいません。きっとそういう方々には私の音楽は不要でしょう。

と話し、この話題を締めくくりました。

松尾潔のミヤネ屋での反論

この山下達郎さんの発言を聞いた松尾潔さんは、7月10日放送の情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』を通じて次のような内容で反論しました。

呼び方

25年間ずっと「松尾くん」と呼び続けてきたのに、番組内では「松尾氏」という表現をしていたことに触れ、

交遊さえ希薄だったように印象づける言い回しが恣意(しい)的すぎて残念です。

と悲しい気持ちを明かしました。

契約終了の理由

山下達郎さんは、契約を終了した理由は他にもいろいろあると言っていたが、

それは何なのか私が教えていただきたいほど。漠然とした何かを匂わせるような物言いは不適切であると考えます。

と話しました。

「解雇」「促した」という表現

松尾潔さんは「解雇」という表現は一度も使っておらず、山下達郎さんが「解雇」という言葉を使ったことに対し

今回の件について予備知識がないままラジオを聴いた方が、あたかも私が「解雇」されたと主張しているかのような誤解を抱きかねないミスリードになる危険を感じました。

と指摘しました。

同じく、松尾潔さんは山下達郎さんが契約を終了するよう「促した」とは一度も書いておらず、「賛成」という表現を用いていたとも指摘。

「促した」という表現には大いに齟齬を感じます。

私の表現をいったん変えてそれを否定する達郎さん。仮に意図的ではなかったにせよ、やはり疑問を抱かざるを得ません。残念です。

と怒りをにじませていました。

こうした松尾潔さんの反論について、スマイルカンパニーは、取材に対し「公式サイトと山下達郎のコメントが全てです。」と答えたとのことです。

しかし、2人の確執が深まるばかりだと思われるなか、松尾潔さんが7月10日夜にTwitterを更新。

と、自身の想いを訴えていました。

決してケンカをしたいわけではないようですね!

松尾潔さんと山下達郎さんがもめ続けるのは、誰も望んでいないと思います。

今回の一連の騒動に、2人のファンの方は残念な思いでいっぱいでしょう・・・

松尾潔がジャニーズ騒動に言及し批判?発言内容まとめ!

そもそも松尾潔さんは、ジャニーズ事務所に対して、契約を終了されるほどひどいことを言ったのでしょうか?

ここからは松尾潔さんの発言を、詳しく見ていきましょう!

藤島ジュリー景子さんの謝罪動画について

2023年5月14日、ジャニーズ事務所現社長の藤島ジュリー景子さんが、前社長ジャニー喜多川さんによる性加害問題についての謝罪動画を、YouTubeで配信しました。

これを受けて、松尾潔さんは自身のTwitterにこのように投稿しました。

特別批判しているという感じはありませんよね。

企業で不祥事があれば、その会社のトップが表に出てきっちり説明するのが当たり前だと思います!

ジャニーズタレントの主演映画について

続いて、2023年6月2日に投稿されたTwitterがこちらです。

ジャニーズ事務所所属の生田斗真さんが主演を務めた映画『渇水』についてです。

生田斗真さんのことは「ジャニーズの宝」と絶賛しています。

しかし、映画には児童の性的搾取を描く場面もあるそうで、その製作者側に藤島ジュリー景子さんの名前があるのは「ブラックジョーク以外の何物でもない」とのこと。

こちらも批判というよりは、揶揄しているだけのように感じます。

ジャニーズタレントの発言について

ジャニーズ事務所所属の櫻井翔さんが、2023月6月6日、自身がキャスターを務める報道番組『news zero』で一連の事件について初めてコメント。

このコメントに対して、松尾潔さんは以下のようにツイートしました。

櫻井翔さんのコメントを評価している部分もありますが、最終的には苦言を呈しているので、ジャニーズ事務所の逆鱗に触れたのでしょうか。

再発防止特別チームの会見について

2023年6月12日に、ジャニーズ事務所の再発防止特別チームが会見を行いました。

そこで同チームは

私たちは第三者委員会であると受け取っていただいて差し支えない

と発言しました。

この発言に対して松尾潔さんは、

  • 独立性の高い第三者委員会と言っているようで「実はジャニーズのコントロール下に置かれたチームである」ということ
  • 調査結果をいつ、どんな形で公表するかについても、ジャニーズ事務所にイニシアティブ(主導)があるということ

が、問題なのでは?と指摘しています。

また、社長が同席しないことにも疑問を呈していますが、ごもっともな意見だと思います。

どの発言も、世間がみんな思っていることを代弁してくれていますよね。

そこまで攻撃性もなく、常識的に正論を述べているだけに感じます!

しかし、スマイルカンパニーは、ジャニーズ事務所に嚙みついた松尾潔さんをこのまま見過ごすわけにはいかなかったのです。

というのも、

ジャニーズ事務所とスマイルカンパニーは、切っても切れない関係にあるからです。

スマイルカンパニー創業者である小杉理宇造さんは、レコード会社『RVC』時代に元ジャニーズ事務所の近藤真彦さんの担当ディレクターだったことから、ジャニー喜多川さんと彼の姉であるメリー喜多川さんと関係を深めていったとのこと。

そして小杉理宇造さんは、1997年2月にジャニーズ事務所が設立したレコード会社『ジャニーズ・エンタテイメント』の取締役に就任します。

藤島ジュリー景子さんに帝王学を授けた間柄で、信頼は厚く、ジャニー喜多川さん、メリー喜多川さん亡き今、藤島ジュリー景子さんの後見人的存在なのだとか。

このような関係のため、スマイルカンパニーは松尾潔さんに今回のような対応をせざるを得なかったわけですね。

松尾潔のジャニーズ提供楽曲

ジャニーズ事務所の性加害問題に言及した松尾潔さんですが、実はジャニーズグループへの楽曲提供もされてきています!

どのグループのどの楽曲なのか、早速見ていきましょう!

SMAP

2002年7月24日発売 「GO NOW!」

(アルバム『Drink!Smap!』収録曲。立田野純 名義で作詞を担当。)

NEWS

・2010年3月31日発売 「あなたがとなりにいるだけで」

(シングル『さくらガール』カップリング曲。作詞を担当。)

・2010年11月3日発売 「ガムシャラCha Cha Cha」

(シングル『Fighting Man』カップリング曲。立田野純 名義で作詞を担当。)

テゴマス

2013年3月6日発売 シングル『サヨナラにさよなら』

(作詞・作曲を担当したプロデュース作品。カップリング曲の「ひとりじゃない」「木漏れ日メモリーズ」の作詞も担当。)

ジャニーズWEST

2017年6月21日発売 シングル『おーさか☆愛・EYE・哀』

(作詞・作曲を担当したプロデュース作品。)

テゴマスはNEWSのメンバーからなるユニットなので、NEWSへの楽曲提供が一番多いようですね。

ファンの方たちにとっては、どれも馴染み深い楽曲であることでしょう!

また、楽曲提供はありませんが、松尾潔さんは関ジャニ∞とも関わりがあります。

関ジャニ∞が出演する音楽バラエティ『関ジャム完全燃SHOW』に、何度もゲスト出演しているからです。

2019年4月21日放送回に初登場してから不定期で出演していて、直近では2023年6月3日放送回に出演していますよ。

さいごに

ひとつの芸能事務所内で起こった事件だったはずが、いつのまにか周りの人間も巻き込んでの大騒動になっていますね。

芸能界の闇を感じます。

最終的にどのように着地するのか分かりませんが、松尾潔さんが活動の場を奪われるようなことだけにはなってほしくないですね!

松尾潔さんの作る素敵な楽曲が変わらず聞けることを願って、今後を見守っていきましょう。

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